集計関数について

特徴

  • 検索対象の全行をひとまとめに扱い、1回だけ集計処理を行う。(LENGTH関数などは検索対象の各行に対して処理を行う。)

  • 集計関数の結果は、必ず1行になる。

注意点

集計関数は下記の3箇所で使用できる。

  • SELECT文の選択列リスト内

  • ORDERT BY 句

  • HAVING句

引数に許される型について

関数名 数値型 文字列型 日付型
SUM 各数値の合計 x x
MAX 各数値の最大 並び替えた最後の文字列 最も新しい日付
MIN 各数値の最小 並び替えた最小の文字列 最も古い日付
AVG 各数値の平均 x x
COUNT 行数 行数 行数

NULLの取り扱いについて

集計関数 集計時のNULLの扱い 全行がNULLの場合の集計結果
SUM 無視 NULL
MAX 無視 NULL
MIN 無視 NULL
AVG 無視 NULL
COUNT(列名指定) 無視 0
COUNT(*) NULLを含んでカウント 該当行数